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9月と3月は銀行融資を受けやすい!?

2016年9月15日

みなさんは銀行融資を受けやすい時期、というものが存在することをご存知ですか??

銀行員が暇な時期?年始や年度初め?
確かにそれも間違いではありません。しかし、銀行の支店内ではどのようなシステムで成り立っているのか、銀行で働く外回りの営業はどんなことを考えているのか?といった点に着目するとまた違った部分が見えてきます。

銀行(メガバンク、地方銀行、信用金庫等)から事業融資を受ける際、最も“簡単に”融資が受けられるのは、ずばり9月と3月です。これは間違いありません。
それについて今日は解説していきます。

①銀行の決算を知る

法人を経営している方や、会社員の方なら分かるかと思いますが、会社には「決算期」というものがあります。この決算期によって1年間の業績が決定し、その業績によって株価等会社の資産にも影響していきます。
そして会社で働く従業員にとってはこの決算期による業績ごとに自分自身の評価にも影響し、その結果が昇給や昇進、ボーナスの査定に響くということになります。

そう、銀行も一つの会社です。日本全国の銀行で上場しているところは100行近くあり、それらは毎年きちんと株主に対して業績を公開する義務があり、配当を支払わなければなりません。少しでも業績を良く見せる、それは大企業では当たり前のことですよね。


さて、それでは銀行の決算期とはいつなのか?

これは3月決算にしているところがほとんどです。一般的な“年度”単位ということになりますね。

②なぜ銀行の決算期には融資がおりやすいのか?

銀行の決算期は3月が基本です。
そして当然のことながらこの3月で営業マン一人ずつ一年間の「成績」が決まります。そして9月には中間試験がある、という感じでしょうか。ここでも一つの査定が入るんですね。

そしてこの9月と3月の自分の成績がそのまま年末や夏のボーナスにも影響していく…そう考えると少し分かりやすいですよね??

だからこそ営業マンは一件でも多く、1円でも多くの実績を9月と3月に残したいと思うのです。

銀行の営業マン一人ずつが各人の営業成績で評価されるのに対し、支店長など役職がついている方々はその支店全体での業績、チームとしての成績を本店からチェックされます。

だからこそ営業マンが必死に取ってきた案件をすんなり支店内の稟議を通すということがよくあるそうです。

この時期になると銀行員は土日も出勤して営業のために汗をかいているんですね。ちなみに9月と3月は各地の信用保証協会もとっても忙しくなるのだとか。

どうせお金を借りるなら借りやすい時に借りた方が良いのは当然です。銀行内部のシステム、そして銀行員がどのような考えの基行動しているのかを知ると違った見方ができますね。

③じゃあ誰でもお金を借りられるの?

一般的に“借りやすい”と言われる9月や3月ですが、これは誰でも借りれるか、と言ったらそれは違うということは覚えておいてください。
例えば、過去に金融事故(サラ金の踏み倒しやカードの支払滞納等)をしてしまっていたり、あきらかな債務超過且つ改善の余地が無い、自己資金が極端に無い、、、といったそもそも融資の土俵に乗っていないような方の場合は当然難しいでしょう。

しかし、例えば初めての銀行とお取引をする、といった際には通常よりもだいぶスムーズに進んでいきます。

事業計画書と融資の資金使途が分かる書類、過去の決算書や試算表さえ整っていれば最短2周間くらいで融資がおりることもあるので、この時期に資金需要がある人にとってはかなり楽になります。


ちなみに、弊社もお取引している金融機関からこの時期に融資を受けることは多いです。もちろん日頃付き合いのある担当者の実績を上げることもそうですし、私自身も融資を通して学ぶことが多いからです。


融資を受けるなら9月か3月、ということは頭の片隅に置くときっと良いと思います!

融資を受けるための事業計画書作成のポイント

融資を受けるための事業計画書を作成する際に重要なポイントは以下のとおりです。

エグゼクティブサマリー: これは事業計画書の先頭に配置するべき一ページ程度の要約です。投資家や金融機関は多くの事業計画書を見るため、この部分で事業の概要、投資の必要性、投資後の利益予想などを簡潔に説明することが重要です。

事業概要: 企業のビジョン、ミッション、ビジネスモデル、製品やサービスの概要を説明します。

市場分析: ターゲットとする市場のサイズ、成長性、競合状況、顧客のニーズや動向についての調査結果を示すことが重要です。これにより、ビジネスがどの程度の可能性を持っているのかを明確に示します。

組織とマネジメント: あなたのチームの構成と各メンバーの役割、経験、能力について詳述します。また、法的構造(例えば、株式会社、合同会社など)も説明します。

販売戦略/マーケティング計画: どのように製品またはサービスを市場に提供し、売り上げを上げるかの戦略を明確に記述します。

財務予測: 収益予測、損益計算書、キャッシュフロー計算書、貸借対照表など、数年間の財務予測を提供します。これらの予測は現実的であり、支持する証拠を提供する必要があります。

資金調達の必要性: どの程度の資金が必要で、その資金がどのように使用されるか、返済計画はどうなっているかを明確に説明します。

添付資料: 追加的な情報を提供するための添付資料。これには、市場調査データ、参照可能な既存の顧客リスト、特許または特許申請の詳細、建設見積もり、法的文書などが含まれる場合があります。

すべての情報は明確で、支持する証拠を伴っているべきです。また、財務予測は現実的であることが重要です。過度な楽観主義は信頼性を失います。

銀行へ融資の申請を考えている企業やフリーランスの方などは是非一度当社にご相談ください。

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