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日本政策金融公庫(国金)から融資を受けるための事業計画書とは?

2021年7月30日

「日本政策金融公庫(国金)から融資を受けるための事業計画書とは?――その全貌と作成の極意、成功へのポイントを徹底解説!」

まず、多くの起業家や新規事業を目指す方々から寄せられるお問い合わせの中でも、最も多いのが「日本政策金融公庫(国金)から融資を受けるためにはどうすればよいのか?」という質問です。

ここでは、国金の基本的な役割や背景、そして融資申請の際に不可欠となる事業計画書の詳細な役割と作成のポイントについて、非常に丁寧に解説いたします。

事業計画書は、単なる書類ではなく、あなたの事業の全体像、将来のビジョン、具体的な収益予測、資金の使途、さらにはリスクマネジメントまでを網羅する「事業の設計図」であり、国金の融資審査においては、その完成度が事業の成功可能性を大きく左右します。

【1. 日本政策金融公庫(国金)の概要とその特徴】

日本政策金融公庫は、国が直接出資し運営する金融機関として、旧名称「国民生活金融公庫」の名残を受け、「国金」として広く親しまれています。
国金は、民間の都市銀行や地方銀行、信用金庫などとは一線を画し、国の信用を背景に融資を行っているため、特に新規創業者やリスクの高い事業にも積極的に融資を実施できるという特徴を持ちます。
国金の仕組みでは、国が一定の保証を与えることにより、民間金融機関では融資が難しいとされる事業にも資金を提供できるため、これから新たに事業を始める起業家にとっては、「融資を受けやすい金融機関」として非常に有名です。
また、国金はその支援体制の充実により、地域経済の活性化にも大きく貢献しており、金融機関としての信頼性と実績は国内外で高く評価されています。

【2. 融資申請に必要な書類とその流れ】

国金から融資を受けるためには、まず「借入申込書」と「創業計画書」の提出が必須となります。これらの書類は、国金の各支店や公式ウェブサイトから入手可能です。基本的には、これらの書類に加え、本人確認のための運転免許証、銀行口座の通帳、納税証明書など、多数の補助資料を揃える必要があります。申込手続きの流れは、以下のように進みます。

書類提出
必要書類一式を準備し、窓口またはオンラインで提出します。

書類審査
提出された資料に基づいて、担当者が書類審査を行います。ここでは、創業計画書の内容が最も重要な評価ポイントとなります。

面談・ヒアリング
書類審査の後、担当者との面談が実施され、事業の実現可能性や事業主の熱意、計画の具体性などが詳細に確認されます。
融資実行の判断
審査結果に基づき、融資実行の可否が決定され、承認された場合は実際に資金が提供されます。

【3. 創業計画書と詳細な事業計画書の違い】

国金の融資申請において最も重要な書類は「創業計画書」です。創業計画書は、事業の基本的な方向性や目的、なぜ起業するのか、どのような市場でどのような商品・サービスを提供するのか、売上や利益の予測、さらに融資金の具体的な使途など、事業の概要を簡潔にまとめたものです。しかし、この書類だけでは事業の全体像を十分に伝えることは難しいため、創業計画書とは別に、より詳細な「事業計画書」を作成する必要があります。

【詳細な事業計画書に盛り込むべき主要項目】
事業概要5W1H
(誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どのように)を軸に、具体的な事業内容を説明。事業の背景や狙い、市場の現状についても言及します。

事業の特徴・強み
自社の競争優位性、他社との差別化ポイント、技術的優位やサービスの独自性を明確に記述します。

主要な顧客層とその価値
ターゲットとなる顧客層の詳細、顧客が抱えるニーズや課題、提供するサービスがどのような価値を生み出すかを具体的に述べます。

マーケティングおよび集客戦略
どのようにして顧客にアプローチするか、具体的な販売チャネル、プロモーション戦略、SNSや広告、イベントなどの活用方法を提示します。

自社リソースとパートナーシップ
経営者自身のスキルや経験、従業員、協力者、さらには外部パートナーとの連携体制について詳細に記載します。

社会的な貢献と企業の使命
事業を通じて地域社会や業界にどのように貢献できるか、企業の社会的責任や持続可能性についても触れます。

詳細な財務計画と損益予測
少なくとも5年分の収益、費用、キャッシュフロー計算を含む具体的な財務計画を作成。事業の実現性と将来性を数値で示します。

将来の事業展開計画
5年、10年先の事業展開のビジョン、成長戦略、拡大計画などを明確に記述し、事業の長期的な成功可能性をアピールします。形式は自由で、ワード、エクセル、パワーポイント、手書きのメモなど、どの媒体でも構いません。
重要なのは、あなたの事業内容やビジョン、熱意が担当者に伝わることです。実際に、創業時に私自身も国金から融資を受けるため、50枚ほどのパワーポイント資料を作成した経験があります。必ずしもその枚数が必要というわけではありませんが、詳細かつ情熱が伝わる資料作りが成功の鍵となります。

【4. 融資申請における自己資金の役割と準備の重要性】

融資申請時に忘れてはならないもう一つの重要な要素は「自己資金」です。国金の新創業融資制度では、事業開始前または事業開始後に税務申告が終わっていない場合、創業資金総額の10分の1以上の自己資金が求められています。
たとえば、500万円の融資を希望する場合、制度上は50万円の自己資金で最低基準をクリアできる可能性がありますが、実際には、より多くの自己資金を用意することで、事業主自身のリスク分担が明確になり、審査がスムーズに進むとされています。個人的には、希望する融資額の半分程度、例えば500万円借りるなら250万円の自己資金を準備することが理想的だと考えています。
これは、金融機関に対して、事業への強いコミットメントとリスク管理の徹底が伝わるため、より安心感を与えることにつながります。

【5. 事業計画書作成にあたっての具体的なアドバイスとサポート】

国金からの融資を目指す際、事業計画書の作成は非常に大変な作業ですが、その労力が後々の融資承認に直結します。もし、どのように事業計画書を作ればよいのか、また具体的な書式や内容に迷っている場合は、ぜひ弊社にご相談ください。
弊社では、これまで数多くの創業者や中小企業の方々に対して、事業計画書作成のサポートを提供しており、無料のアドバイスも行っております。具体的な作成例やチェックリストもご用意しており、あなたの事業内容や熱意を最大限に引き出す資料作りをお手伝いします。

【6. 最後に――融資成功への心構え】

国金は、国の信用を背景にしており、起業家や新規事業者にとっては非常に融資を受けやすい金融機関です。しかしながら、融資は他人から資金を借りる行為であるため、十分な準備が不可欠です。その準備とは、詳細な事業計画書の作成だけでなく、十分な自己資金の確保も含まれます。これらの書類と準備が、あなたの熱意と実行力を金融機関の担当者に伝え、最終的には融資の承認へとつながります。事業の全体像、将来性、そして具体的な数値計画をしっかりと示すことで、国金はあなたの事業に対して前向きな支援を提供してくれるはずです。

もし、事業計画書の作成方法や融資申請の流れについて不明点がある場合は、どうぞお気軽にお問い合わせください。弊社は、あなたの事業成功を全力でサポートし、安心して融資申請に臨めるよう丁寧にアドバイスいたします。国金からの融資を実現するためには、自己資金と事業計画書の両輪が重要な役割を果たします。しっかりとした準備と、あなたの情熱、そして綿密な計画があれば、金融機関の担当者は必ずやあなたの挑戦を応援してくれることでしょう。

以上、国金から融資を受けるための事業計画書の作成について、その概要と具体的なポイント、さらに融資申請全体の流れや成功のための心構えについて徹底解説いたしました。詳細な計画書と十分な自己資金を備え、情熱と実行力をもって挑むことで、あなたの事業は大きな一歩を踏み出すことができるはずです。ぜひ、しっかりとした準備を行い、国金からの融資という夢の実現に向けて、着実に進んでください。

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