Business plan creation Agency.
私たちは、
事業計画書作成に関する
プロフェッショナル集団です
新年度から心機一転新しい事業を始めたい、独立開業したい、法人を設立し融資を受けたいとお考えの方も多いのではないでしょうか？
何かビジネスを始めるにあたり、避けては通れない問題が“資金”に関することですよね。
弊社にも新規開業の相談はこの時期が一番多いです。
仕事を始める上での資金、これを自己資金で全て賄えるのであれば問題ありませんが、どうしても第三者からの資金調達をしなければ始めることができないケースがほとんどでしょう。
資金調達の最も一般的な手法は金融機関からの融資になります。その中でも新規創業者が一番融資を受けやすいのが日本政策金融公庫（国金）です。
今回は日本政策金融公庫から新規創業融資を受ける時に公庫がどのような点を重視しているかポイントを抑えていきたいと思います。
事業計画書の最初のセクションは、ビジネスの概要です。このセクションでは、起業家は自分たちのビジネスについての基本的な情報を提供します。例えば、会社名、所在地、ビジネスの種類、商品やサービスの説明などが含まれます。また、市場規模や競合環境、自社の強みや特徴なども説明することが重要です。
具体的には、ビジネスの種類や商品・サービスの説明は、簡潔で明確に書くことが必要です。また、市場規模や顧客のニーズ、市場動向や競合環境など、市場に関する情報を収集し、分析して正確な情報を提供することが求められます。自社の強みや特徴についても、他社との差別化を図り、独自性や優位性をアピールすることが必要です。
マーケティング戦略は、ビジネスが成功するために不可欠な要素です。このセクションでは、起業家は自分たちの製品やサービスをどのようにマーケティングするかについて説明します。例えば、ターゲット市場や顧客のニーズ、販売チャネル、広告戦略などが含まれます。投資家は、起業家が自分たちの製品やサービスをどのように市場に浸透させるつもりなのかを知る必要があります。
具体的には、ターゲット市場や顧客ニーズについては、調査結果を元に明確に示し、販売チャネルや広告戦略については、具体的な手法を示し、その根拠や効果的な理由を説明することが求められます。また、顧客獲得や顧客満足度向上に向けた施策やアクションプランについても、明確に記載することが重要です。
事業計画書の重要なセクションの一つは、資金調達計画です。このセクションでは、起業家はどのように資金調達を行うかについて説明します。例えば、銀行融資や投資家からの出資、補助金や助成金などが含まれます。また、事業計画書では、必要な資金の額、返済計画、投資家に提供する利益などの詳細も説明することが重要です。
具体的には、資金調達の方法については、リスクや返済能力を考慮して、最適な方法を選択することが求められます。必要な資金額については、具体的な費用と予想される収益の対比を示し、返済計画については、事業計画書に示した財務計画をもとに適切な返済スケジュールを考慮する必要があります。また、投資家に提供する利益については、投資額やリスクを考慮して、適切なリターンを提供する必要があります。
経営陣の紹介は、投資家が起業家を信頼できるかどうかを判断する上で非常に重要です。このセクションでは、起業家は自分たちの経歴や専門知識、経営陣の役割や責任などについて説明します。また、経営陣がどのようにビジネスをリードし、成長戦略を実行するつもりなのかについても説明することが重要です。
具体的には、経営陣の紹介には、経歴や専門知識に加え、ビジネスに必要なスキルや経験、リーダーシップなどの情報を提供することが求められます。また、経営陣がどのようにビジネスをリードし、成長戦略を実行するつもりなのかについては、具体的なビジョンや計画を示し、達成するためのアクションプランについても説明する必要があります。
財務計画は、投資家がビジネスの収益性を評価する上で非常に重要な要素です。このセクションでは、起業家は収入と支出、利益と損失、資産と負債などについて詳細に説明します。また、将来の収益やキャッシュフローの予測、投資家に提供するリターンなども説明することが重要です。
具体的には、収益と支出については、予測期間における実現可能な収益と支出を明確に示し、利益と損失については、収益と支出の対比を計算し、適切な利益を上げることができるかどうかを評価することが必要です。資産と負債については、事業計画書に示した予測期間内での資産と負債の変動を説明し、必要に応じて資金調達計画に反映させることが求められます。将来の収益やキャッシュフローの予測については、現実的かつ合理的な予測を示すことが必要であり、投資家に提供するリターンについては、投資額やリスクを考慮して適切なリターンを提供する必要があります。
ビジネスには常にリスクとチャレンジがあります。起業家は、事業計画書でこれらのリスクとチャレンジについて率直に説明することが重要です。例えば、競合の存在、市場の変化、法規制の変更などが含まれます。また、起業家がこれらのリスクとチャレンジにどのように対処するつもりなのかも説明する必要があります。
具体的には、リスクとチャレンジについては、市場調査や分析結果をもとに、可能性が高いリスクやチャレンジを特定し、それらに対してどのように対処するかについて具体的な対策を示すことが求められます。また、リスクマネジメントの計画についても、リスクとチャレンジに対応するためのアクションプランを説明することが必要です。
最後に、事業計画書の整合性とクオリティは非常に重要です。投資家は、事業計画書が明確で、ロジックが整然としているかどうかを評価します。また、グラフや図表を使ってビジネスの説明を補完することも効果的です。事業計画書は、プロフェッショナルな外観を持ち、誤字や文法のミスがないことも求められます。
具体的には、事業計画書の整合性については、ビジネスプランに明確なビジョンや目標があるかどうか、ビジネスの概要、財務計画、マーケティング戦略、資金調達計画、リスクマネジメント計画が統一されているかどうかを確認することが必要です。また、グラフや図表を使って、ビジネスの概要や財務計画を視覚的に補完することができます。さらに、文書のプロフェッショナルな外観と文法のミスがないことも非常に重要です。投資家は、起業家が事業計画書に対して十分な時間と注意を払っているかどうかを評価します。
事業計画書は、創業融資を受ける際に非常に重要な役割を果たします。投資家は、事業計画書を通じて起業家のビジネスアイデアや収益性を評価します。上記のポイントを抑えた、明確でロジカルな事業計画書を作成することが、創業融資を受けるための成功の鍵となります。また、投資家の視点から、事業計画書を見直し、改善することも大切です。起業家は、投資家の期待に応えるために、事業計画書を十分な注意を払って作成し、信頼性と魅力性を高めることが重要です。
